2019年1月25日、宮城県仙台市にある東北インターナショナルスクールからご依頼をいただき、「HEROになろう」の講義を行ってきました。
冒頭、発起人の岩隈久志投手が「今日はすごく大切なことを伝えたいと思って来ました。今日の授業で、知らなかったことを新しく知って、是非行動も変えてもらいたい。」と挨拶。
30か国の生徒さんたちが集まって、言葉も国籍も越えて、みんなで一緒に「いじめのおこらない社会をつくるためにはどうすれば良いのか」ということを考えるというのは、我々プロジェクトメンバーにとっても、大変貴重な経験でした。
途中、岩隈投手のメジャーリーグでの経験談もたくさん盛り込まれ、「メジャーリーグは世界各国の選手が集まり、言葉の違いも乗り越えて一つのことをやるところ。メジャーリーガーは、一人一人をリスペクトする素晴らしい選手が集まっていて、素晴らしい選手ほどそういう心を持っている。相手を受け入れ大切にするからこそ、自分も大切にされるということを肌で感じた。」というエピソードを紹介。子どもたちは目を輝かせつつ、深く頷きながら聞いてくれていました。
校長のジェームズ・スチュワード先生の行動宣言は「Have the courage to respect every single person’s perspective.(一人一人の考え方ををしっかりと尊重する)」。国が違えば考え方の違いももちろんありますが、それぞれの考え方をしっかりと尊重し、お互いの想いや心を相手の立場に立って考えながら行動することで、素晴らしい空間になるということを我々も学ぶことができました。
今回は、幼稚園から小学校・中学年用の講義、そして小学校高学年から高校生の講義と2部に分け、それぞれの理解度に合うように講義内容も変えて実施。
幼稚園児や小学校低学年の子供たちも、静かにしっかり考え、たくさん発言をしてくれ、共に講義に参加して下さった保護者さんたちにも、とても素晴らしい時間だったと言っていただけました。 東北インターナショナルスクールの皆様、本当にありがとうございました。